「東日本大震災」被災地支援のための情報集
 
 3月11日(金)に東北地方を中心に発生し甚大な被害をもたらした「東日本大震災」に関しましては、網走市民の皆様からの被災地への支援に対する思いや声を多く頂いております。
 
 そこで、様々な情報がある中で、主に市民の皆様が個人又は市民活動やボランティア活動として「被災地の支援・復興のためにできること」を考えていただくご参考となる情報をまとめましたのでご活用下さい。
 
 これらの情報が市民の皆様の被災地支援に対する活動の一助になり、1日も早い被災地の復興のお役に立てれば幸いです。
 
 

 
更新履歴
・H24.1.10:「被災地への支援の気持ち。」中「外務省:世界各国・地域からのお見舞い・支援状況」を削除
・H23.8.18:「被災地への支援の気持ち。」に「Remember-311.jp」ホームページへのリンクを追加
・H23.5.10:「被災地炊き出し支援活動結果報告」を追加
・H23.5.9:現状に合わせ各情報を整理
・H23.4.13:「日頃から家庭での防災の備えを。」に総務省消防庁「生活密着情報」ページへのリンクを追加
・H23.4.13:「災害救援ボランティア活動」に厚生労働省「被災地での健康を守るために」ページへのリンクを追加

・H23.4.12:「災害義援金の募金」の募金名称を「東北関東大震災義援金」から「東日本大震災義援金」に改称
・H23.4.12:「災害救援ボランティア活動」に気象庁「東日本大震災関連ポータルサイト」ホームページへのリンクを追加
・H23.4.7:「被災地支援活動の例」に「特定の被災地自治体への寄付」を追加
・H23.4.5:「災害救援ボランティア活動」に全社協「ボランティア活動保険」ホームページへのリンクを追加
・H23.4.5:「災害救援ボランティア活動」に「地域健康危機管理に関するボランティア研究班」ホームページへのリンクを追加
・H23.4.4:「災害救援ボランティア活動」に「東日本大震災支援全国ネットワーク」ホームページへのリンクを追加
・H23.4.4:政府でこの度の震災の名称を「東日本大震災」と閣議決定されたことに伴い本ページの名称も変更
・H23.3.29:「国の動き」「災害救援ボランティア活動」に「助けあいジャパン」ホームページへのリンクを追加
・H23.3.28:「災害義援金の募金」「被災地で活動するボランティア・NPO団体を応援する募金」に国税庁リンクを追加
・H23.3.27:「救援物資の提供」「被災地への支援の気持ち」更新
・H23.3.25:開設(H23.3.23時点の各種情報をもとに作成)
 

 
 
1.震災に対する動き (1)国の動き
(2)北海道の動き
(3)網走市の動き
 
2.被災地支援活動の例 (1)災害救援ボランティア活動
(2)災害義援金の募金
(3)特定の被災地自治体への寄付
(4)被災地で活動するボランティア・NPO団体を応援する募金
(5)市や機関・団体で行われる支援活動への参加・協力
(6)救援物資の提供
(7)普段の生活を通じてできること
 
3.私たちのまちのためにできること (1)日頃から家庭での防災の備えを。
(2)自主防災組織をつくりましょう。
(3)防災訓練の実施・参加
(4)日頃からボランティア活動をしましょう。
 
4.被災地への支援の気持ち
 
5.被災地炊き出し支援活動結果報告
 
 

 
 
1.震災に対する動き
 被災地支援を考えるには政府や自治体等の機関の動きや特に被災地の状況を把握することが大切です。
 今後も刻々と状況が変わっていきますので随時把握するようにして下さい。
 また、今回の震災に関わる様々な情報が行き交う中で、混乱を避けるためにも常に信頼のおける機関からの正しい情報を把握するよう努めて下さい。

(1)国の動き
 ○首相官邸:首相官邸災害対策ページ
  首相官邸からのこの度の震災に関する政府発表が掲載されるページです。
 ○総務省e-Gov:災害関連情報リンク集
  この度の震災に関する政府機関や独立行政法人、被災地自治体などのホームページへのリンク集です。
 ○内閣官房震災ボランティア連携室:助けあいジャパン
  この度の震災を国民の「助けあい」の力で乗り越えていくことを主旨とした「助けあいジャパン」プロジェクトのページです。
 被災地の情報やボランティア情報など、私たちが被災地復興のために協力する際の様々な情報が提供されています。


(2)北海道の動き
 ○北海道:東日本大震災に関する情報サイト
  この度の震災に関する北海道の動きに関してまとめられているページです。


(2)網走市の動き
 ○網走市:東北地方太平洋沖地震災害救援本部
  網走市では、この度の震災に関して『東北地方太平洋沖地震災害救援本部』が設置され、被災地への各種の支援の取組みが行われます。


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2.被災地支援活動の例
 ここでは被災地の支援活動の例をご紹介します。
 私たちが被災地に対してできる支援活動の例を、被災地で災害救援ボランティアなどを行う「直接支援」と、網走市に居ながら行う「後方支援」に分けて例示します。
 ただし、支援活動の内容も今後の被災地の状況等に応じて変わっていくことになりますので、随時被災地の状況等をご確認下さい。

※被災地支援活動を行うにあたり「直接支援」か「後方支援」のどちらを行うかを判断するご参考としてこちらをご確認下さい。
(「被災地でのボランティア活動参加を決める前に」厚生労働科学災害ボランティア研究班・ボランティアの安全衛生研究会作成資料より)


[被災地への直接支援]

(1)災害救援ボランティア活動
 災害時に被災地の避難所の運営や復興の支援を行う「災害救援ボランティア」は、近年では阪神淡路大震災で復興のための大きな力となり注目されました。
 
 その反面、災害時のボランティア活動には、被災地という特殊な状況の中で被災地の負担にならないように、ボランティア自身が装備を準備し、被災地の状況にあわせて適時適切な活動を行う必要があるなど、平常時のボランティア活動以上に自分の行動や安全面に責任を持った行動が求められます。
 
 現在、被災地自治体の社会福祉協議会には災害ボランティアセンターが設置され、一般ボランティアによる活動が活発に行われるようになりました。また、この中には県外からのボランティアの受入れを行っている自治体もあります。
 
 これから被災地へのボランティア活動に赴く方は、必ず事前に被災地支援ボランティアに関する注意事項や心構えをご確認のうえ行って下さい。
 


@災害救援ボランティアの基本事項・注意事項
【災害時のボランティア活動に関する注意事項(全社協HPより)】
  1. 災害救援ボランティア活動は、ボランティア本人の自発的な意思と責任により被災地での活動に参加・行動することが基本です。
  2. まずは、自分自身で被災地の情報を収集し、現地に行くか、行かないかを判断することです。家族の理解も大切です。その際には、必ず現地に設置されている災害救援ボランティアセンターに事前に連絡し、ボランティア活動への参加方法や注意点について確認してください。災害救援ボランティアセンターの連絡先は、全国社会福祉協議会のホームページでもお知らせしています。
  3. 被災地での活動は、危険がともなうことや重労働となる場合があります。安全や健康についてボランティアが自分自身で管理することであることを理解したうえで参加してください。体調が悪ければ、参加を中止することが肝心です。
  4. 被災地で活動する際の宿所は、ボランティア自身が事前に被災地の状況を確認し、手配してください。水、食料、その他身の回りのものについてもボランティア自身が事前に用意し、携行のうえ被災地でのボランティア活動を開始してください。
  5. 被災地に到着した後は、必ず災害救援ボランティアセンターを訪れ、ボランティア活動の登録を行ってください。
  6. 被災地における緊急連絡先・連絡網を必ず確認するとともに、地理や気候等周辺環境を把握したうえで活動してください。
  7. 被災地では、被災した方々の気持ちやプライバシーに十分配慮し、マナーある行動と言葉づかいでボランティア活動に参加してください。
  8. 被災地では、必ず災害救援ボランティアセンターやボランティアコーディネーター等、現地受け入れ機関の指示、指導に従って活動してください。単独行動はできるだけ避けてください。組織的に活動することで、より大きな力となることができます。
  9. 自分にできる範囲の活動を行ってください。休憩を心がけましょう。無理な活動は、思わぬ事故につながり、かえって被災地の人々の負担となってしまいます。
  10. 備えとして、ボランティア活動保険に加入しましょう。


【被災地支援ボランティア活動にあたっての事前チェック】
 ○助けあいジャパン:よくある質問(FAQ)
 被災地支援ボランティア活動に関する事前準備や心構えなどがまとめられています。
 ○地域健康危機管理に関するボランティア研究班:災害ボランティア活動に関する専門的情報
  災害ボランティアに関する健康管理や持ち物など、専門的な立場からの情報がまとめられています。
 ○厚生労働省:被災地での健康を守るために
 避難所生活をしている方や被災地支援活動を行う方の健康管理・衛生管理に関する注意事項がまとめられています。
 ○気象庁:東日本大震災〜東北地方太平洋沖地震〜関連ポータルサイト
  気象庁による被災地の気象情報、余震情報、注意事項などが発表されているページです。
 被災地での活動では余震や土砂災害などの情報を把握し、十分な装備をして活動することが基本です。

【活動資金の助成】
 ○中央共同募金会:「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業
 被災地支援活動を行うボランティアグループやNPO法人、社会福祉法人、学校法人等への活動資金を助成する事業です。


Aこの度の震災に関わる災害救援ボランティア活動について
 この度の震災に関する網走市での被災地への災害救援ボランティア活動の対応については以下のとおりとします。
被災地でのボランティア活動について 被災地での災害救援ボランティア活動は上記の基本事項・注意事項に留意し、個人の自発的な意思と責任に基づいて行って下さい。
ボランティア活動保険について 災害救援ボランティア活動の際に適用されるボランティア活動保険(天災タイプ)の加入についてはお住まい(又は出発地)の市町村でご加入下さい。
網走市では、網走市市民活動センターでご加入又はご相談に応じます。
なお、保険料はご自身でご負担下さい。
ボランティアに関するご相談について 災害救援ボランティアのほか各種ボランティアのご相談は網走市市民活動センターへご相談下さい

 ○網走市市民活動センター
  網走市市民活動センターでは、ボランティア登録や情報提供、講座の開催などボランティア活動に関する取組みを行っています。
 ○全国社会福祉協議会:ふくしの保険
 ふくしの保険に関するページです。「ボランティア活動保険」の項目をご確認下さい。
 なお、保険のご加入やご相談は網走市市民活動センターへご連絡下さい。



B災害救援ボランティアに関する情報
 この度の震災に関する災害救援ボランティアに関する情報です。
 それぞれの情報は刻々と変わっていきますので最新の情報を把握するようにして下さい。

〈被災地支援に関する情報〉
 ○東日本大震災支援全国ネットワーク
  被災者支援のために結成された全国のNPO・NGO等の民間団体ネットワークです。
 被災地支援の方法や情報がまとめられています。
 ○内閣官房ボランティア連携室:助けあいジャパン ボランティア情報ステーション
  この度の震災を国民の「助けあい」の力で乗り越えていくことを主旨とした「助けあいジャパン」プロジェクトのページです。
 被災地へのボランティアに関する様々な情報がまとめられています。

〈防災ボランティアに関する情報〉
 ○内閣府:防災情報のページ
  内閣府によるこの度の震災に関する防災対応や災害ボランティア情報が掲載されているページです。
 ○内閣府:防災ボランティアのページ
  内閣府が公開している防災ボランティアに関するホームページです。
 
〈社会福祉協議会からの被災地ボランティア情報〉
 ○全国社会福祉協議会:「東日本大震災」被災地支援活動
  全社協によるこの度の震災に関する支援活動についてのホームページです。
 ○全国社会福祉協議会:被災地支援・災害ボランティア情報
  この度の震災に関しての被災地のボランティア受入れ状況が随時掲載されているブログです。
 ○北海道社会福祉協議会:東北地方太平洋沖地震関連情報
  道社協によるこの度の震災に関するボランティア活動等についての情報ページです。







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[被災地への後方支援]

(2)災害義援金の募金
 この度の災害では多くの機関や団体、会社又は被災地の自治体でも災害義援金の受付をしています。災害義援金はそれぞれの機関を通じて主に被災者への見舞金として使われます。
 
 また、これらの義援金を募るための街頭募金活動や、様々な団体・グループによるチャリティーイベントや催し、商品の販売代金の一部を義援金にあてる寄付付商品の販売も行われることがあります。
 

 ○日本赤十字社網走市地区:東日本大震災義援金
  日本赤十字社網走市地区では日本赤十字社を通じた災害義援金の受付を行っています。9月30日まで。
 ○共同募金会:東日本大震災義援金
  北海道共同募金会網走市委員会では共同募金会を通じた災害義援金の受付を行っています。9月30日まで。
 ○国税庁:義援金・寄付金の税制上の優遇措置について
  義援金・寄付金については個人の場合は「寄付金控除」、法人については「損金参入」として税制上の優遇措置が受けられます。


※このほかにも様々な機関・団体・企業等で義援金を受付しております。


〈義援金を騙る犯罪にご注意!〉
 全国で義援金の募金を騙る詐欺や窃盗などの犯罪が発生していますので、寄付をするときは確かな機関であることをご確認のうえ行って下さい。義援金募金を騙る振り込め詐欺や電話、訪問業者にご注意下さい。


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(3)特定の被災地自治体への寄付
 被災地の特定の県や市町村への寄付をご希望の場合は、それぞれの自治体で義援金や寄付金を受け付けていますので、各自治体が指定する方法やお振込先をご確認のうえ寄付を行って下さい。

 ○北海道:被災地の自治体が開設している義援金の受付窓口
  被災地の自治体での義援金・寄付金の受付情報が掲載されているページへのリンクページです。
 ○国税庁:義援金・寄付金の税制上の優遇措置について
  義援金・寄付金については個人の場合は「寄付金控除」、法人については「損金参入」として税制上の優遇措置が受けられます。


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(4)被災地で活動するボランティア・NPO団体を支援する募金
 被災地ではNPOやボランティアが被災地の復興や被災者への支援としてきめ細やかな活動を行っています。
 これらの団体は基本的に自主財源で活動を行っておりますが、今後の継続的な活動やより効果的な活動のためには活動資金が必要になります。そこで、中央共同募金会や各団体では被災地で活動するNPOやボランティア団体等への活動資金にあてるための寄付を募っています。
 被災地に行ってボランティア活動ができなくとも、現地で活動するNPOやボランティア団体を支援することができます。

 ○中央共同募金会:赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」
  被災地で活動するボランティア・NPO団体を支援する募金です。平成25年3月末まで受付。
 ○東日本大震災支援全国ネットワーク:寄付
  義援金の寄付先のほか、被災地で活動するNPO・NGOなどの特定の団体への活動支援金の寄付先が掲載されています。
 ○国税庁:義援金・寄付金の税制上の優遇措置について
  義援金・寄付金については個人の場合は「寄付金控除」、法人については「損金参入」として税制上の優遇措置が受けられます。


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(5)市や機関・団体で行われる支援活動への参加・協力
 網走市の「東北地方太平洋沖地震災害救援本部」が行う支援活動や市民の皆様への呼びかけに対して理解と協力をしていくことも、私たちにできる被災地への支援活動です。
 市が行う支援活動では市民の皆様にボランティアとしてご協力をお願いすることや、救援物資の提供などをお願いすることがあります。
 
 網走市での支援活動は随時、市のホームページや広報誌などでお知らせされます。
 
 また、市内外で行われる様々な支援活動に参加・協力することも支援活動のひとつの方法です。

 ○網走市:東北地方太平洋沖地震災害救援本部
  網走市では、この度の震災に関して『東北地方太平洋沖地震災害救援本部』が設置され、被災地への各種の支援の取組みが行われます。


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(6)救援物資の提供
 この度の震災では、被災地では燃料や食糧、生活物資の不足が深刻な問題となっています。
 
 救援物資の受付は各都道府県が窓口となって受付しているほか、現在では被災地自治体ごとに必要な物資の提供を呼びかけている自治体もあります。
 
 個人の方が救援物資を提供する場合は、それぞれの被災地自治体で呼びかけている物資や受付方法をよくご確認のうえ提供を行って下さい。
  



【道内に避難された方への家電品・家具の無償提供】(北海道)
○道内に避難された方へ家電・家具を無償提供する場合⇒
 北海道では道内に避難された方への家電品・家具の提供について「提供する方」と「ほしい方」を結びつけるマッチングサイト「助けあい北海道」を開設しています。
 道内へ避難されている方へ家電品・家具等を無償で提供できる方はご利用をお願い致します。



 ○助けあいジャパン:救援物資の送り先
  被災地自治体の救援物資の送り先や提供方法がまとめられています。
 ○網走市:東北地方太平洋沖地震災害救援本部
  網走市では、この度の震災に関して『東北地方太平洋沖地震災害救援本部』が設置され、被災地への各種の支援の取組みが行われます。
 ○北海道:東日本大震災に関する情報サイト
  この度の震災に関する北海道の動きに関してまとめられているページです。「支援物資の提供」に関する情報も掲載されています。
 ○国土交通省:被災された市町村の臨時掲示板
 国土交通省では、被災地市町村が必要とする物資のニーズを情報提供するための臨時掲示板を設けています。
 ただし、物資は個人では送付せず、北海道のホームページの物資の受入れ状況や網走市の募集状況をもとに行って下さい。


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(7)普段の生活を通じてできること
 この度の震災では、被災地の燃料や物資が不足し、避難者は厳しい生活を強いられています。
 私たちが日常生活を通じてできる被災地支援活動の例を挙げてみます。


@燃料の節約
 被災地では震災当初は特に車両のガソリン・軽油や避難所の灯油等が著しく不足しておりましたが、現在では供給体制も徐々に回復し、ある程度緩和されてきている状況にあります。
 しかしながら、私たちも燃料を節約し過剰な燃料の使用を控えるようにしましょう。

 ○経済産業省:東日本大震災関連情報 ガソリン
  経産省からのガソリンの供給等に関する情報です。


A生活物資の買い占めは控える。
 この度の震災の影響で、被災地以外の方々も不測の事態への備えや生活物資の供給が途絶えるなどの不安から生活物資の買い占めが行われ店頭では品薄になる事態になりましたが、政府の発表では生活物資は十分な供給ができる体制にあり、また道としても流通の回復に向けて対応している状況にありますので、買い占めは控え、冷静な対応を心がけましょう。

 ○経済産業省:東日本大震災関連情報 生活支援
  経産省からの生活物資の供給等に関する情報です。


B節電について
 東京電力又は東北電力圏内では、設備の被害により十分な電力供給ができないために計画停電を実施し、電力の需給調整を行い圏内に節電を呼びかけていますが、北海道電力では被災地への最大限の電力提供が行われている中でも道内への十分な電力供給が行われていると発表しています。
 道内での節電は特に被災地への支援とは直接的には関わりませんが、エネルギーの過剰な使用を控える点で日頃から節電を心がけることが望ましいでしょう。

 ○北海道電力:東日本大震災への対応について
  この度の震災に関する北海道電力の対応状況です。


C通信について
 被災地では通信関連施設の損壊等により固定電話や携帯電話がつながらず、震災発生直後には安否確認のための通信が急増したため通信障害が発生し、電話各社では通信規制を行うなどの措置が講じられました。
 現在では徐々に被災地の通信状況が改善され携帯電話等の通信エリアも復旧されてきている状況にありますが、被災地の通信を優先するためにも過度な通信を控えるようにしましょう。 

 ※通信の復旧状況は電話各社のホームページをご確認下さい。


D被災者の受入れ
 この度の震災で被災した方々が、主に縁故関係や知人・友人を慕って被災地以外のまちに身を寄せる方々がいらっしゃいます。
 全国の自治体では、被災者の受入れのために公営住宅や公共施設を確保する自治体や、民間企業や民間団体でも被災者の受け入れ先を用意しているところがあり、また、被災者への様々な支援策が設けられています。
 今後、網走にも被災者の方々が来られることがあれば、私たちも痛みを共にし、まちや地域の一員として温かくお迎えしましょう。

 ○北海道:道外で被災された方々への支援に関する情報
  北海道の被災者の受入れや様々な支援策についてのページです。


Eその他
○今回の震災は被災地に限らず、国の財政や経済など国内に大きな影響を及ぼす規模の災害です。
 今後、政府の財政出動や国民への協力の呼びかけなどに対して理解と協力をしていくことも被災地復興のための支援のひとつとなります。
 
○この度の震災は復興までに長い時間がかかることが予想されますが、今後被災地の復興が進み、それぞれの被災地域が街の姿を取り戻したときに旅行や観光で訪れたり、被災地域の特産品を購入することなども被災地域の経済支援の一助となるでしょう。


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3.私たちのまちのためにできること
 この度の震災は、被災地自治体や住民の方々に想定以上の規模の災害が襲い甚大な被害が出ました。
 網走市も一般に「災害が少ないまち。」と言われますが「災害が無いまち。」ではありません。
 
 網走でも、日頃からの防災対策や取組みに積極的に参加・協力しましょう。
 また、日頃から地域の助け合い活動やボランティア活動を行い、ボランティアとしての心構えや経験を得ておくことも大切です。


(1)日頃から家庭での防災の備えを。
 災害にあった際にはまずは自分や家族を守ることを第一に、ご家庭で家具の転倒防止対策や非常袋の用意などの備えをしておきましょう。また、救急救命講習会などに参加し、いざというときのための知識を学んでおくことも大切です。

 ○総務省消防庁:生活密着情報
  地震や津波への備えなど、防災や救急時の対応に関する情報がまとめられています。
 


(2)自主防災組織をつくりましょう。
 市や町内会連合会、網走市地域福祉会議では、町内会単位での自主防災組織づくりを呼びかけ、取組みを進めています。災害があった際に、特に災害弱者と言われる高齢者や障がい者を守り、地域住民同士が適切に助け合う自主防災組織づくりを積極的にすすめましょう。


(3)防災訓練の実施・参加
 災害の際に適切な行動ができるように日頃から町内会等で防災訓練を実施し、また、市や地域で行われる防災訓練に積極的に参加しましょう。
 網走市では昨年から町内会連合会などと連携し地域を単位とした防災訓練を実施しています。お住まいの地域で防災訓練が実施される際にはご参加・ご協力をお願い致します。

 ○網走市:災害に備えて
  網走市からの災害の備えに関する情報を掲載しているページです。
 ○網走市地域福祉会議:防災福祉の地域づくり推進運動
  市内の各機関や市民団体で構成される網走市地域福祉会議が行っている「防災福祉の地域づくり推進運動」のページです。


(4)日頃からボランティア活動を行いましょう。
 この度の震災でも、被災地の復興にはボランティアやNPOの力が大きな力となります。
 ボランティアやNPOは網走市内でも様々な団体やグループがあり、まちづくりのための多種多様な活動を行っています。
 日頃からこのような活動に積極的に参加し、ボランティア活動の心構えや様々な経験を得ておくことが大切です。

 ○網走市市民活動センター
  網走市市民活動センターでは、ボランティア登録や情報提供、講座の開催などボランティア活動に関する取組みを行っています。

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4.被災地への支援の気持ち
 この度の震災は災害の規模も被害も大変大きく、復興にも長い時間と労力、資金がかかることが予想されます。
 また、この震災には、日本国内のみならず世界中から哀悼の意や支援が日本に寄せられています。 
 
 私たちも被害にあった方々や被災地と痛みを分かち合い、支援の気持ちも一時のものに終わらせないように長い目で被災地を見守り、支援を継続していくようにしましょう。

 ○Pray For Japan
  この度の震災に対してツイッター上で投稿された国内の投稿や海外からの応援メッセージ。
 ○Remember-311.jp
  東日本大震災の写真ギャラリーです。あの日の出来事を風化させないように・・・。


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5.被災地炊き出し支援活動結果報告
 4月15日(金)〜19日(火)の期間、北海道全調理師会網走支部や網走社交業組合、市観光協会、市、市社協らで構成する「被災地派遣実行委員会」が行った、東日本大震災で被災した宮城県石巻市と岩手県大船渡市での炊き出し支援活動の結果です。


 ○宮城県石巻市・岩手県大船渡市への炊き出し支援活動結果報告
  市内の「被災地派遣実行委員会」が実施した被災地への炊き出し支援活動結果です。





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  社会福祉法人 網走市社会福祉協議会
   〒093-0061
   北海道網走市北11条東1丁目10番地  網走市総合福祉センター 内
   電話:
(0152) 43-2472   ファックス: (0152) 43-3919
   Eメールa432472@herb.ocn.ne.jp
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